墓石材は固さが大事だと言われますが…

昔は、少し無理をしても丈夫な御影石を墓石材に選ぶ人がいました。

しかし墓そのもののあり方が問われる今日、それほど墓石材にこだわる必要はなさそうです。

◎100年単位で墓の継承を考える必要はない。

墓石材として“御影石がもっとも固い”というのはホントです。

堅牢で経年劣化が少なく、見栄えも良いとされています。

しかし墓石を新しくしたり新たに墓を購入したりするのに、無理をして御影石を選択する必要はありません。

御影石が固くて良いとされてきた理由には、「墓は代々受け継いで100年単位で考えていくもの」という前提があったからです。

◎昔は墓石こそが一家の象徴でもあったが。

墓石は家族・一族の象徴でもありましたが、家督制度が事実上無くなり、墓終いなどが珍しくもなくなった今日、墓石を云々する以前に検討すべき事柄がたくさんあるのも事実です。

御影石が高価で買えないというなら、そうした墓石にこだわらず、もっと廉価な墓石を選択してもいいはずです。

墓地に行って周囲を見直してみると、御影石の墓石よりも、それ以外の石材のほうが多いのに気づくはずです。

◎高級で堅牢だからと、墓石を御影石にこだわっていたら、とんでもない買い物をさせられる危険性があります。

御影石には、人造の御影石があるのをご存じでしょうか。

墓石として人造品を販売するのは違法ではありませんが、人造品を本物の墓石として販売すれば詐欺になります。

安い御影石には、ニセものも横行しているので注意しましょう。